1ヶ月後には…

12月6日、この国を出ることになった。2月23日、アルゼンチンに到着してから今日まで、いったい何が起こったのかわからない。


良い一年だったとも言えるし、苦労した一年だったとも言えるし、不思議な一年だったとも言える。とにかく一瞬に時は過ぎ去り、気づけばもう11月に入っている。


これまでの経験でいくと、久しぶりに日本に帰っても、おそらく「あっけないなあ」と感じると思う。これほど長く、そして遠く日本を離れた経験はないけれど、多分、同じことを思うと思う。初めて東京を離れて新潟に住んでいた頃、2年ぶりに東京に帰った時にも同じように「あっけないなあ」と、そう感じた。


今は、日本が果てしなく遠い場所に感じて(実際遠いんだけど)、恋しくて、帰ったらあれをしようこれをしようと、いろんな妄想が頭を走り回っている。一方で、ちょっと帰りたくないなあという感情も同時に抱えている不思議な感覚。


多分、これまでこの一年でやってきたことが、日本に帰ることで輪郭を失ってどうでもよくなってしまったいり、誰かにそれを話さなければならなかったり、おとぎ話から現実の世界に戻るような、そんな感覚を覚えるのがめんどくさいのかもしれないし、そうではないのかもしれない。


そもそも、自分の感情はわかったことなんて、今の今まで一度もない。


日本に着いた時、「あっけないなあ」と思うのはほぼ確定として、またアルゼンチンに戻る時、「いやだなあ」と思うか、「ワクワクするなあ」と思うか、それは自分の中で結構楽しみだったりする。どちらにせよ、僕はまたここに戻ってくるし、掃除をしないアルゼンチン人にイライラするし、近所の売店のにいちゃんと世間話をするんだろう。


そうそう、日本に帰る前にNYに行けることになった。

憧れの街というのは、そうそうない。ロンドンにはもう行った。あとはNYだけだった。まさかこんなに早く行けるとは、神様もたまには優しい。


どうか残りのアルゼンチン生活がうまくいきますように。無事に日本に帰れますように。優しい神様にお願いしておくことにする。


頼むよ。



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